”チコちゃんに叱られる”の番組で
『何で悲しいと涙が出るの?』という質問が出ました。

答えは
『泣くことは究極のリラクゼーションだから』

この意味について、番組の中で東邦大学の有田秀穂名誉教授がこのように説明していました。


涙の役目は2つ。
1、目を保護する役目
2、感情の涙

1、はゴミなどが入った時など、目に刺激を受けた時に出る涙。
これは皆さんもわかりますよね。

そして2、の感情の涙ですが、
有田名誉教授はこんな実験をしています。

泣ける映画を見て、涙が出ている時の心拍数を測るという実験。
その結果、分かったことは、

泣き始める直前まで心拍数は上がり続け、泣き始めた所から心拍数が下がり、そこからはドンドン心拍数が下がっていくという結果に。


このことから、泣く前は交感神経が優位で、泣くことによって副交感神経が優位になったということです。

交感神経は体を動かしている時や、緊張、ストレスが掛かっている時に優位になる神経。
副交感神経は寝ている時など休息モードの神経です。


通常寝ることが人間の脳と体をリラックスさせる一番の方法ですが、起きていても「泣く」行為により「寝る」と同じような状態を作り出せるとのこと。

しかも寝る時には、徐々に副交感神経優位にシフトしていきますが、「泣く」行為は一瞬のうちに副交感神経優位にしてくれる【究極】なリラックス方法とのこと。


そして有田名誉教授はこんなことも言っています。

【よく泣くためには幸せホルモンが非常に重要で、幸せホルモンの出やすい普段の生活も大事】

やっとここで腸律的なお話になります

この幸せホルモンの「セロトニン」ですが、最近の研究結果では「脳」ではなく「腸」に90%以上あることが分かりました。

ということは、、、腸が弱っているとセロトニンの分泌も弱ってしまうということですね。

そしてこの交感神経、副交感神経は「自律神経」とも呼ばれています。
この自律神経は全ての臓器にあり、この自律神経により臓器の動きは影響されています。

人間の臓器の中で一番大きな臓器は「腸」です。
ということは人間の体の中で一番大きな自律神経は「腸の自律神経」になります。

この腸の自律神経が乱れてしまうと、全ての臓器の自律神経に影響を及ぼしてしまいます。

腸の自律神経が副交感神経優位にならないと、セロトニンの分泌も抑制され「涙」も出にくくなる、ということです。
腸脳相関という言葉もあるくらい、腸と脳はお互いに影響しあっています。
「泣く」という行為は「腸」とも関係していますね。

この番組の最後に「フランダースの犬」の映画を見ても涙が出なかった男性スタッフ。

この人の「腸」を腸律したいと心からそう思いました。笑

腸の動き、腸を元気にするには『セルフ腸律』がお勧めです。
自分でできるので、この先、ずっと使えます。
やり方は腸〜簡単!

ただし、セルフ腸律はやり方ではなく、「触り方」「圧の掛け方」がとても大事です。

セルフ腸律を学んで見たい方はセルフ腸律師講座にご参加してみてくださいね。
直近では
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・6月19日(日)10時〜
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少人数制とさせていただき、しっかりと一人一人のお腹を腸律師の私が触らせていただきます。
少し遠くても、この機会に是非サロンまでお越しくださいね。

そして。。。
涙と腸の関係について以前投稿したブログをコメント欄にも貼っておきます。

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