【出産後の鬱と腸の関係】
(腸文…いや…長文です)
一度も会ったことのない人なのに、何故か少し身近に感じている。
そんな人の『自殺』という悲しいニュースを聞く度に、胸が締め付けられる感じが…
一度も会ったことのない人でも胸が痛くなるのに、身近な人にこんなことが起きたら本当に悲しい思いをするだろうな…と想像がつきます。(想像以上でしょうが…)
今回、竹内結子さんの訃報を聞き、第二子を出産されていたことをニュースで知りました。
女性の体は人生の中で劇的に変わる時が4回あると言われています。
1、初潮
2、妊娠
3、出産
4、閉経
以上の4つの時期には体内のホルモンバランスがとっても乱れやすくなります。
妊娠中はお腹が大きくなり、それに伴い腸も伸びたり圧迫されて動きが弱まります。
便秘になる妊婦さんもとても多いのです。
そして出産。
お腹は小さくなりますが、妊娠前の身体に戻るまでには時間がかかります。
伸びていたり、動きが悪くなっている腸は元に戻ろうとするのですが、その前の最優先として身体は赤ちゃんがいた子宮の中を綺麗にしようと収縮を繰り返したり、母乳を作り出したり、出産後特有の女性ホルモンを分泌します。
ある意味、妊娠と出産、そして出産後の間は女性の体はすごいホルモンの変化や精神的な変化が訪れるのです。
1人産むのも大変です。2人目になると慣れる人もいますが、全く慣れない人ももちろんいます。
腸はホルモンの合成にも深く関与しています。
腸の中で幸せ物質のセロトニンが90%作られているとも言われています。
妊娠で伸びたり負担が掛かっていたり動きが弱くなった腸はなかなかセロトニンを以前のように分泌出来るような状態ではなくなっています。
セロトニンは幸せを感じさせる働きの他、上がり過ぎた血圧や体温を下げたり、逆に下がり過ぎた血圧や体温を上げたり、とにかく体の中が心地よく一番いい状態にしてくれる役目もあります。
でも、その腸の動きが悪いことによりセロトニンの分泌が悪く、しかも、出産直後は赤ちゃんに何かあったら直ぐに起きないといけないので、よく眠れない、子宮の収縮でお腹が痛い、母乳を出そうと胸が張る、家事もしないといけない、兄弟がいたらその子の面倒も見ないといけない、仕事をしていたらその負担も大きくのし掛かってくるでしょう。
色々な負担や不安が募り、そして鬱に繋がることが多いのです。
では、腸律的に何が出来るのか…。
それは、腸の働きを助けてあげる事ができると考えます。
ただ腸もみをしたらいいということではなく、腸のどの部分をどのように解していったら良いか。それをお伝え出来るのです。
例えば眠れていないのなら、短い時間でも熟睡できるように、その部分を緩ませます。
緊張しているなら、細くなっている部分を解せます。
出産後特有の上行結腸の入り口辺りの溜まりを流すと下腹もスッキリしてきます。消化吸収の力もよくなり体力も付きます。
竹内さんのように、女優でセリフを覚えないといけない場合、集中力がアップする腸の部分もあります。
出産すると女性は表情が変わるといいます。
母性が目覚めるからです。
でも竹内さんのように、美しい女優さんは、もしかしたら鏡に写った自分の顔が以前のお顔と違っていたのかもしれません。
実は腸の中に90%あるセロトニンは表情筋とも深く関わっていて、セロトニンの分泌が悪くなると、上手に笑えなくなるのです。
今回の訃報を聞き、このような悲しい事件を腸律でなんとか解決出来るんじゃないだろうか。
やっぱり出産直後の女性にも腸律は必要なんじゃないだろうか!
いや、自分が大切な人。その大切な人の大切な人を腸律で救えるんじゃないだろうか。そう思ったんです。
この腸律。私だけが出来るのではなく、皆さんの手で出来るのです。
そのやり方やコツ。そして心と腸の繋がりをしっかりお伝えし、自分の腸と体を腸律して欲しいのです。
悲しい結末にならないためにも、自分の体と心を、そしてあなたの大切な人の体と心を是非この腸律で救ってあげて欲しい。
自分腸律師。
おうち腸律師。
マスター腸律師。
色々な腸律師を日本全国、そして世界に広げて行かないと。
そう強く思ってます。