私の前職は介護士でした。
介護士時代によく目にしたことは、ご年配の方の多くが排便トラブルに苦しんでいることでした。
ひどい便秘、
ひどい下痢、
その両方を繰り返す。。。
病院でも、
『お通じはどうですか?』
『だったら便秘(下痢)のお薬出しておきますね』
と、、、こんな感じでした。
今日のブログは腸と老化についてお伝えしたいと思います。
誰でも年齢を重ねていくと色々な不調が出てきます。
平成22年に行われた国民生活基礎調査によると、
男性の便秘は50代から増え始め、75歳以降では男女でほぼ同じ人数になります。
高齢になると便秘は男女ともに共通の悩みとなるようです。
お腹の不調やただの排便トラブルと軽く思っていたら大間違い!
便秘の患者のQOL(生活の質)を調査した海外のデータでは、便秘によって身体的・精神的なQOLが低下、
これによって日常生活の活動に支障をきたし、労働生産性まで下がっていると報告されています。
排便トラブルは大きく分けて3つになり、簡単に説明しますと
★『弛緩性』。。。腸の動きが悪くなる
★『直腸性』。。。内容物が肛門(直腸)まで下がってきているのに反応が弱い
★『痙攣性』。。。腸の動きが痙攣するように早くなる
です。
誰でも加齢で筋肉が衰えてきます。
腸は筋肉層でもできていますので、年齢とともに腸の弾力性が失われてきます。
これが腸と老化の大きな要因です。
そして、腸は精神的なことや気持ちとリンクしており不安やストレスなどに影響を受けやすくなります。
私が介護士時代、認知症の多くのお年寄りは、自分がだんだんと記憶がなくなっていく恐怖、
家族から「何回も同じこと言わせないで!」と怒られたり
昔できた事が今は出来なくなったという喪失感。
そんな事から排便トラブルになっていく人も大勢いました。
加齢による筋力低下は避けられないかも知れませんが、
腸律師は提案します!
弱った筋力を強くしていくには、やっぱり筋トレ!!
筋肉体操が流行っていますが、腸の筋肉体操をしていくことによって、腸の筋肉は鍛えられるのです。
腸の筋トレ。
それは腸を動かしていくこと。
腸を動かすにはどうしたらいいか。
それはお腹を優しく、しかも効果的に擦っていくことです。
腸が動く=腸の蠕動運動を助ける
蠕動運動を助ける=腸の中の内容物が移動する
内容物が移動する=便秘解消
となる他にも
腸が動く=腸の筋肉が動く
筋肉が動く=熱産性が起きて体温が上がる
体温が上がる=免疫力アップ
にも繋がります。
いいことだらけ!
腸の筋トレはどうやったらいいの?
という方は腸律師が丁寧に『セルフ腸律』を教えています。
このセルフ腸律は誰もが簡単にできるようになっています。
そして、効果も絶大です。
ただ、毎日やって欲しいのです!!!
筋トレだって1日やっただけで武田真治並みの筋肉は出来ませんよね?
毎日鍛えることによって筋肉はゆっくりと、そして確実に強くなっていくのです。
顔を洗うように、歯を磨くように、セルフ腸律も毎日続けていきましょう。
ここまで読んでいただき、
腸律をもっと知りたい方。セルフ腸律のやり方を知りたい方は、
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